山号額リニューアル
令和元年秋彼岸を迎えるに際し一乘寺の山号額が修復を終え納められた。
一乘寺の山号額は、平成13年に当山の檀信徒である大畠 力(つとむ)氏により作製された。
大畠氏は、刻字を平成10年から竹浪 翠堂師に師事し北海道書道展会友でもある。
槌の会代表の竹浪社中に友人の紹介により入会、始めて数年後の平成13年に一乘寺住職より山号額の作製を依頼される。
昨年より傷みが気になりだし八月のお盆が終わり修復に取り掛かった。一度洗濯する工程を経て秋彼岸を前に作業が完了し本堂に納める事ができた。作業のなかで特に文字に金泥を定着させるところが難しかったようです。
大畠氏は、この作業に二週間集中しての生活を過ごしたそうです。秋彼岸を前に檀信徒の皆さんに真新しくなった山号額をおひろめすることができて住職も安堵したようです。
大 畠 力 氏